「人生第一」とは、
豊かな人生を送る
職人たちの姿や
進化する建設業の今を
紹介するサイトです。
建設を支える匠たちの
さまざまな人生をご紹介!
建設現場は日々あたらしくなっている。
最先端の取り組みや活動など、
建設の「いま」をみてみよう。
職人さんたちや建設現場には
知られざる魅力がいっぱい。
いろんな企画やインタビューを
チェックしてみよう。
建設を支える匠たちの
いろんなスゴ技をご紹介!
5色のペンキだけで、
全色コンプリート。
塗装工
5色のペンキだけで、
全色コンプリート。
ペンキに刷毛(はけ)、ローラー、スプレー…。塗装工は、多くの道具を使いこなして建物の壁面を美しく仕上げる、塗料のスペシャリスト。使いたい色がその場にないときも、白・黒・黄・赤・青の5色のペンキだけで、ほぼすべての色を細かく調色してしまいます。
素材は、
生きている。
造作大工
素材は、
生きている。
「生きた素材」と呼ばれる木材。その木材を知り尽くし、巧みに使いこなす大工たちがいます。たとえば、建物の基礎を組み立てたあと、木材を主に使って建築物を仕上げるのが造作大工です。ほかにも、神社や仏閣を建造する宮大工は『継手』といって、なんと釘をいっさい使わず、パズルのように木材を組み合わせてしまいます。
腕前が良いほど、
目には見えない。
クロス工
腕前が良いほど、
目には見えない。
建物の内装の仕上げとして、天井や壁にクロス(壁紙)を貼っていくのがクロス工。2mをゆうに超える巨大なクロスを、何枚もシワなく丁寧に貼り付けていきます。室内を見回してみましょう。壁紙の継ぎ目が見当たらなければ、それはクロス工の職人さんが良い仕事をしたという証拠です。
どんな壁も、
芸術に変える。
左官工
どんな壁も、
芸術に変える。
コテを器用にさばき、漆喰(しっくい)やモルタルというペーストで壁塗りをするのが左官工です。一説には、平安時代から宮中の建築物を手がけていたとも言われる、歴史が深い職。材料が固まらないうちに、ササッと塗って仕上げる紋様や形は、芸術として評価されることもあるくらい美しく、技術が求められる仕事です。
マスキングテープで、
正円を描く。
シーリング工
マスキングテープで、
正円を描く。
建物にある隙き間を、防水のためにシリコンなどで詰めるのがシーリング工。隙き間に注入したシリコンがあまってはみ出ないよう、マスキングテープを器用に切り貼りしていきます。まっすぐな隙き間だけでなく、円や複雑なデコボコも、テープ一つで自由自在にカバーできちゃうのが、彼らのスゴいところ。
機械すらマネできない、
ハサミの技術。
板金工
機械すらマネできない、
ハサミの技術。
板金工とよばれる職人さんは、金属板を折ったり、切ったり、曲げたりすることで、建物の屋根や外壁をつくっていきます。こういった作業は機械ではむずかしく、じつは全てが職人の手作業。箱から溝まで、どんな形もハサミひとつで完成させます。
ニッカポッカで、
風速を測る。
鳶工
ニッカポッカで、
風速を測る。
鳶工は、どの職人よりも真っ先に現場に入り、仮囲い(工事現場の柵)や足場、タワークレーンなど、建設に必要なすべての基礎環境をすばやく築きます。高所で軽やかに作業する姿は、まさに現代の忍者。彼らがまとう作業着はニッカポッカといい、その肌にあたる感触で風の強さを測る術を習得している人も。
釘打ちは、
二発で正確に決める。
型枠大工
釘打ちは、
二発で正確に決める。
型枠大工は、建設現場においてコンクリートを流し込む木の枠(型枠)をつくって組み立てていきます。全体の骨格をつくるスケールの大きな仕事とはいえど、図面にそったミリ単位の緻密さも必要なこの仕事。熟練の型枠大工になると、4センチの長釘をたったの2回で正確にトンカチで打ち込んでしまうそう。
指先だけで、
現場を操る。
クレーン工
指先だけで、
現場を操る。
建設現場は、大きな荷物や資材でいっぱいです。クレーン工は、それらを吊るして自在に動かし、ときには高い場所へと丁寧に運びます。たとえ目で見えないところでも、鳶工からの無線の指示だけで、ミリ単位の正確さで繊細に操縦できる職人さんもいます。